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皆さん、こんにちは。鎌倉市の鶴岡歯科医院から、入れ歯治療についての大切なお話をさせていただきます。入れ歯は、日々の生活において快適な食事や会話をサポートする重要な役割を果たしています。しかし、時に「噛み合わせが悪い」と感じることはありませんか?このような場合、入れ歯の調整が必要なのか、それとも作り直しが必要なのか、迷われる患者さんも多いことでしょう。
まず、軽度の不具合においては、入れ歯の調整で解決できるケースがあります。噛み合わせが少し合わない、入れ歯が若干ずれるといった症状は、調整によって改善が見込めることが多いです。この調整は、入れ歯の高さを調節したり、部分的に削ったりすることによって、より快適にご使用いただけるようにするものです。
しかし、入れ歯を使用していると、時間の経過とともに口内環境が変化し、それに伴って噛み合わせも変わってくることがあります。歯茎の退縮や顎の骨の変化などがその原因として挙げられます。このように根本的な口内環境の変化が起きている場合は、単純な調整では解決が難しく、新しい入れ歯を作成する必要が出てきます。
新しい入れ歯を作る際には、現在の口内環境に合わせて、精密な測定を行い、患者さん一人一人の噛み合わせに最適な設計を心掛けます。これにより、快適な装着感と機能性を実現し、日常生活の質を向上させることができます。作り直しは、時間とコストがかかるものの、長期的に見れば、より健康的で快適な生活を送るための大切な投資となります。
噛み合わせが悪い入れ歯を使い続けることには、多くのリスクやデメリットが伴います。歯医者さんを受診するのが面倒であったり、新しい入れ歯を作るお金がもったいなかったりするなどの理由で、入れ歯の不具合を放置すると、以下のようなトラブルに見舞われかねませんので、十分にご注意ください。
噛み合わせが悪いと、入れ歯が口腔内の特定の部位に過剰な圧力をかけ続けます。これが原因で、口内炎や潰瘍が発生するリスクが高まります。これらの炎症は痛みを伴い、食事や話すことにも影響を及ぼすため、日常生活に大きな不便をもたらします。
正しい噛み合わせがないと、食べ物を効率よく咀嚼することが難しくなります。これにより、食事の際に十分な栄養を摂取することができなくなる可能性があり、全身の健康状態にも悪影響を及ぼす恐れがあります。咀嚼機能の低下は、消化不良や栄養不足を引き起こす可能性もあります。
噛み合わせが悪い入れ歯を長期間使用し続けることで、顎関節に過度な負担がかかり、顎関節症を引き起こすリスクが高まります。顎関節症は、顎の動きに痛みや違和感を感じる疾患であり、場合によっては顎の動きが制限されるなど、重大な影響を及ぼすことがあります。
噛み合わせが正しくないと、話す際の発音にも影響を及ぼします。特定の音が正しく発音できなくなったり、話し声が不明瞭になったりすることで、コミュニケーションが難しくなります。これは、社会生活や人間関係においても大きなストレスとなり得ます。
噛み合わせの悪い入れ歯は、見た目にも影響を及ぼすことがあります。不自然な噛み合わせは、笑顔や表情にも影響し、自信の低下を招くことがあります。また、口内炎や発音の問題など、様々な不快感や不便を伴うことで、精神的なストレスが増大します。
合わない入れ歯は放置しないことが大切
噛み合わせが悪い入れ歯を使い続けることは、口腔内の健康だけでなく、全身の健康、さらには精神的な健康にも悪影響を及ぼします。早期の対処が重要であり、適切な調整や必要に応じて新しい入れ歯への交換を検討することが、快適な日常生活を送るためには不可欠です。入れ歯の問題に直面した際には、速やかに歯科医師の診察を受けることをお勧めします。
入れ歯の噛み合わせが悪い時、軽度の不具合であれば調整で直る可能性がありますが、口内環境の大きな変化により噛み合わせが変わっている場合には、新しい入れ歯を作成することが望ましいでしょう。鶴岡歯科医院では、患者さん一人一人の口内状況を丁寧に診断し、最適な治療計画を提案させていただきます。入れ歯に関するお悩みやご質問がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。
皆さんの健やかな口内環境と快適な日常生活のために、私たちはここにいます。ご不安や疑問があれば、いつでもお気軽に鶴岡歯科医院までお声がけください。共に、より良い解決策を見つけましょう。