入れ歯の素材｜金属やシリコンなど違いを解説

皆さん、こんにちは。鎌倉市の鶴岡歯科医院です。今日は、入れ歯の素材について、その違いや各素材の特徴、メリット・デメリットを解説していきたいと思います。入れ歯治療に関心がある方にとって、どの素材を選ぶかは大きな決断です。ここでは、保険適用のプラスチック義歯、自費治療の金属床義歯、そしてシリコン義歯の三つの選択肢に焦点を当て、それぞれの特性を詳しくご紹介します。

まずは、保険適用でよく使用されるプラスチック義歯から見ていきましょう。プラスチック製の入れ歯は、その手頃な価格から多くの患者さんに選ばれています。プラスチックは加工が容易で、調整もしやすいため、初めて入れ歯を使用される方にもおすすめです。

【メリット】

コストパフォーマンス：保険適用であり、経済的負担が少ない。

調整の容易さ：使用中に生じる微妙なフィットの変化にも対応しやすい。

【デメリット】

耐久性：金属やシリコンに比べて劣るため、定期的な交換が必要になることがあります。

見た目：自然な歯に比べて見た目が劣る場合がある。

次に、自費治療の選択肢として人気の金属床義歯についてです。金属床義歯は、その強度と薄さから、快適な装着感と長期的な使用が可能です。特に、チタンやコバルトクロムなどの素材は、軽量でありながら高い耐久性を持っています。

【メリット】

耐久性と強度：長期にわたって使用でき、耐久性に優れている。

薄さと軽さ：装着感が良く、違和感が少ない。

【デメリット】

価格：プラスチック製に比べて高価である。

保険適用外：自費治療となるため、経済的な負担が大きい。

最後に、シリコン義歯について紹介します。シリコン義歯は、柔軟性があり、噛み合わせや装着感に優れていることが特徴です。特に、口内の変化に柔軟に対応することができるため、快適に使用できます。

【メリット】

装着感：柔らかく、自然な装着感が得られる。

噛み合わせの改善：柔軟性により、自然な噛み合わせを実現する。

【デメリット】

耐久性：金属に比べると耐久性は劣る。

価格：プラスチック製に比べてやや高価であることが多い。

入れ歯の選択は、患者さんのライフスタイルや経済的な状況、そして求める快適さや見た目によって異なります。保険適用のプラスチック義歯は経済的な選択肢であり、金属床義歯は耐久性と快適さを重視する方に、シリコン義歯は自然な装着感を求める方に適しています。鶴岡歯科医院では、一人ひとりの患者さんに最適な入れ歯選びをサポートしています。入れ歯に関するご相談や疑問がありましたら、お気軽にご連絡ください。あなたの笑顔と健康のために、最適な解決策をご提案いたします。