診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
15:00~19:00 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | △ | × |
△:9:00~13:00/14:00~16:00
休診日:日曜・祝日・火曜午後
皆さん、こんにちは。鎌倉市の鶴岡歯科医院です。今回は、入れ歯治療に関心がある方に向けて、磁石(マグネット)式の入れ歯の特徴やメリット・デメリット、費用についてお話しします。特に、保険診療で用いられる入れ歯との違いについても触れていきますので、入れ歯選びに迷っている患者さんはぜひ参考にしてください。
マグネット式入れ歯とは、歯や歯茎に磁石を用いて固定するタイプの義歯です。従来のクラスプ(金属の留め具)や接着剤を使った入れ歯と異なり、磁力を活用することでより自然な着け心地を実現します。また、取り外しや清掃が簡単であることも大きな特徴の一つです。
メリット
自然な使用感: 磁石の力でしっかりと固定されるため、噛む力が均等に分散され、自然な噛み合わせを実感できます。
取り外しが簡単: 磁力で固定しているため、取り外しや装着が容易です。これにより、日々のお手入れがしやすく衛生的です。
見た目の自然さ: 金属のクラスプが見えることが少なく、見た目が自然です。
デメリット
マグネット式入れ歯にもデメリットは存在します。
費用が高額になることがある: 特殊な材料と技術を使用するため、従来の保険診療の入れ歯に比べて費用が高くなりがちです。
磁石による影響: 磁石を使用しているため、MRI検査を受ける際には外さなければならない場合があります。
全ての患者さんに適しているわけではない: 骨の量や口腔内の状態によっては、マグネット式入れ歯が適さない場合もあります。
マグネット式入れ歯の費用は、材料や治療法、治療を行うクリニックによって大きく異なります。一般的に、保険適用外のため、十万円前後の支払いが必要になることが多いです。しかし、その分、使用感や見た目の自然さ、お手入れのしやすさなど、多くのメリットを享受することができます。
保険診療で提供される入れ歯は、費用を抑えるために一般的な材料と技術が用いられます。これに対して、マグネット式入れ歯は最新の技術と高品質な材料を使用しており、より自然な見た目と使用感を求める患者さんに適しています。また、保険診療の入れ歯に比べて長持ちする傾向にあり、長期的に見ればコストパフォーマンスにも優れていると言えるでしょう。
マグネット式入れ歯は、磁力を用いて入れ歯を固定する革新的な技術です。この方法は多くの利点を提供しますが、適切に使用し、維持するためにはいくつかの注意点があります。
マグネット式入れ歯を使用していると、MRI検査を受ける際に影響が出る可能性があります。MRIは強力な磁場を利用するため、入れ歯に使用されている磁石が検査に干渉することがあります。そのため、MRI検査を受ける予定がある場合は、事前に医師にマグネット式入れ歯を使用していることを伝え、適切な対応を取る必要があります。
マグネット式入れ歯は、従来の入れ歯に比べて取り扱いが簡単であるとはいえ、適切なメンテナンスが必要です。毎日の清掃はもちろん、磁石部分のケアにも注意を払う必要があります。磁石の劣化を防ぐため、水分や異物が入らないようにし、定期的に歯科医師によるチェックを受けることが大切です。
マグネット式入れ歯の装着と取り外しは、比較的容易ですが、正しい方法で行うことが重要です。無理に引っ張ったり、強い力を加えたりすると、入れ歯や自然歯、磁石に損傷を与える可能性があります。装着や取り外しの際は、優しくかつ適切な手順を守って行うよう心掛けましょう。
マグネット式入れ歯を使用していると、磁石の影響を受けやすい電子機器やクレジットカードなどが影響を受ける可能性があります。特に、入れ歯を取り扱う際には、磁石が近くにある電子機器や磁気を使用するカードからは距離を保つことが推奨されます。
マグネット式入れ歯を初めて使用する際には、一時的な違和感や慣れるまでの時間が必要な場合があります。この違和感は通常、数日から数週間で自然と解消されますが、長期間続く場合は、装着の仕方やサイズに問題がないか歯科医師に相談することが大切です。
マグネット式入れ歯は、多くのメリットを持ちながらも、デメリットや費用面で悩む方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分に合った入れ歯を選ぶことは、日々の生活の質を大きく向上させる重要な決断です。鶴岡歯科医院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な入れ歯治療をご提案いたしますので、入れ歯に関するご質問や不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。