鎌倉市で入れ歯・義歯なら

〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町7-8 御成ever3F
「鎌倉駅」より徒歩3分

診療時間
9:00~13:30 ×
15:00~19:00 × ×

△:9:00~13:00/14:00~16:00
休診日:日曜・祝日・火曜午後

ご予約・お問合せはこちら

0467-22-8222

入れ歯が痛くなる原因とは?対処法を歯医者さんがご紹介

入れ歯が痛くなる原因とは?
対処法を歯医者さんがご紹介

皆さん、こんにちは。鎌倉市の鶴岡歯科医院です。今日は「入れ歯が痛くなる原因と対処法」について、皆さんにお伝えしたいと思います。入れ歯を使っていると、時に痛みや違和感が生じることがありますよね。このコラムでは、そのような痛みの原因と、私たち歯科医師がお勧めする対処法をご紹介します。入れ歯に関心がある方、入れ歯の使用で悩んでいる方に、少しでも快適な毎日を送っていただけるように、心を込めて書きました。

入れ歯が痛くなる主な原因

入れ歯が痛くなる原因は様々ですが、大きく分けて以下のようなものがあります。

 

入れ歯の適合不良: 歯茎の形状は時間とともに変化しますが、入れ歯はその変化に合わせて自動的に調整されるわけではありません。適合不良が生じると、歯茎に不必要な圧力がかかり、痛みや潰瘍を引き起こすことがあります。

 

不適切な装着方法: 入れ歯を正しく装着していない場合、特定の部位に過度の圧力がかかり、痛みの原因となります。

 

口内の傷や感染症: 口内炎や歯茎の炎症など、入れ歯の使用とは無関係に発生した口内の問題も、入れ歯を痛く感じる原因となります。

 

適切なケアがされていない: 入れ歯や口内の適切な清掃が行われていない場合、細菌が繁殖しやすくなり、感染症や痛みを引き起こすことがあります。

 

歯茎や顎の骨が痩せるのはなぜ?

入れ歯を使用することで生じる歯茎や顎の骨の痩せる現象は、多くの人にとって気になる問題の一つです。この現象は、自然な歯がなくなり、人工の入れ歯がその役割を代行することに起因する生理的変化により引き起こされます。
 
歯茎と顎の骨が痩せる理由
 
自然な歯は、歯茎に囲まれ、顎の骨にしっかりと固定されています。噛むという行為は、歯を通じて顎の骨に刺激を与え、この刺激が骨の健康を維持するために必要なものです。自然な歯が存在することで、顎の骨は常に適度な刺激を受け、その結果、骨の再生と維持が促されます。
 
しかし、歯を失い入れ歯を使用すると、この自然な刺激伝達が途絶えます。入れ歯は歯茎の上に置かれるため、噛む力が直接顎の骨に伝わりにくくなります。結果として、骨は十分な刺激を受けられず、徐々に痩せていくのです。この現象は、特に歯を失ってから時間が経過した高齢者に顕著に見られます。
 
歯茎や骨が痩せるメカニズム
 
顎の骨の痩せるメカニズムは、「骨の吸収」というプロセスに関連しています。骨は生きた組織であり、常に新しい骨が作られる一方で、古い骨は体内で分解されます。これは「骨のリモデリング」と呼ばれるプロセスで、正常な状態では、骨の生成と吸収がバランスを保っています。
 
入れ歯を使用することで噛む力の伝達が不十分になると、顎の骨は適切な刺激を受けられず、骨の生成が減少します。しかし、骨の吸収は継続するため、結果として骨量が徐々に減少していきます。さらに、入れ歯は歯茎に直接圧力をかけるため、この圧力が長期間にわたって続くと、歯茎の組織も痩せていきます。
 
対策
 
顎の骨と歯茎が痩せる現象を避けるためには、入れ歯の正確なフィットと定期的な調整が重要です。また、可能であればインプラントを使用することで、自然な歯と同様に顎の骨に直接刺激を与えることができ、骨の吸収を抑制することが可能です。
 
歯を失った後の顎の骨の痩せは、避けがたい自然なプロセスですが、適切なケアと治療により、その進行を遅らせることができます。歯科医師との定期的な相談を通じて、自分に合ったケア方法を見つけ、健康な口腔環境を維持しましょう。
 

入れ歯による痛みの対処法

入れ歯の痛みに対する対処法は、原因によって異なりますが、以下の方法が一般的です。
 
定期的な調整: 入れ歯は使用している間に微調整が必要になることが多いです。定期的に歯科医院を訪れ、入れ歯のフィットを確認してもらうことが重要です。
 
正しい装着方法の学習: 歯科医師や歯科衛生士に正しい入れ歯の装着方法を指導してもらい、自宅でもその方法を守って使用してください。
 
口内衛生の向上: 入れ歯だけでなく、口内全体の清潔を保つことが大切です。入れ歯を毎日清掃し、定期的に歯科医院で口腔内のクリーニングを受けましょう。
 
入れ歯の休息: 長時間の使用による痛みの場合、入れ歯を外して休息を取る時間を設けることも効果的です。
 

入れ歯の痛みを予防するために

入れ歯の痛みを予防するためには、以下の点に注意してください。

定期検診を欠かさない: 定期検診は入れ歯の状態をチェックし、必要な調整を行う絶好の機会です。

適切なケアを続ける: 入れ歯と口腔内の清潔を保つことで、痛みの原因となる多くの問題を予防できます。

歯科医師のアドバイスを守る: 歯科医師や歯科衛生士からのアドバイスは、入れ歯を安全に、快適に使用するための貴重な情報源です。

入れ歯の適切な使用とケアによって、痛みや不快感を最小限に抑え、日々の生活をより快適に過ごすことができます。鶴岡歯科医院では、入れ歯に関するご相談や、口腔内の健康についてのサポートを行っています。痛みや違和感に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。一緒に、あなたにとって最適な解決策を見つけましょう。

 

以下のページもご覧ください

当院の入れ歯治療の特徴について、詳しくご説明しています。

当院でご提供している入れ歯の種類などについてご紹介します。

基本的な入れ歯治療の流れについてお伝えします。

患者さまから寄せられることの多い質問にお答えします。

当院の院内の様子や導入している設備についてご紹介します。

入れ歯治療のご予約をご希望の方はお電話もしくは予約フォームからご予約ください。

0467-22-8222

診療時間

 
午前 ×
午後 × ×

午前:9:00~13:30
午後:15:00~19:00
△:9:00~13:00/14:00~16:00
休診日:日曜・祝日・火曜午後

0467-22-8222

〒248-0012
神奈川県鎌倉市御成町7-8 御成ever3F
「鎌倉駅」より徒歩3分